こんにちは、らいずです。
少しずつ暖かくなり毛布を使わなくなった人も多いのではないでしょうか。
今回は、毛布をかたづける今のタイミングだからこそ油断禁物!ということで毛布の正しい保管方法について書いていきたいと思います。
秋から冬にかけて大活躍した毛布も春にもなれば、次の出番までお休みです。
1回読むと一生使える知識なので、読んでくださることをおすすめします。
〈この記事の信用性〉
- 寝具業界に15年以上関わっています
- 寝具業界にいますので当然クリーニングの知識もあります
- 毛布の特徴も理解しています
毛布の保管について、結論からいえば「正しく洗って、正しく乾かす」これに尽きます。
「正しく」が大切なので順番に説明していきます。
毛布を保管する前に知っておこう
毛布は使用する期間が短いのですが目に見えない汚れがたくさん付着しています。
主な汚れは、汗、カビ、皮脂、尿、雑菌、フケ、アカ、花粉、ホコリなどたくさんあります。
じつはこれらの汚れ、ダニにとって大好物なのです。
そのまま何もせずクローゼットや押入れに片付けるのは、はっきり言って危険です。ダニの大量発生や悪臭につながりますし、ダニのフンや死骸はアレルギーの原因物質にもなります。
これが油断禁物!の理由です。
少しは恐さが伝わりましたか?
たぶん…
伝わったと思いますので話を進めましょう!
毛布を正しく保管する方法
何度も言いますが「正しく洗って、正しく乾かす」
この2つが大切です。
ここではケースごとの方法をまとめました。
正しく洗う
自宅で洗う場合
自宅で洗う場合は毛布のタグ(品質表示)をしっかり確認しましょう。
素材によって自宅で洗えない場合や、毛布を傷める場合があります
洗えるのを確認できたら洗濯ネットに入れて洗いましょう。
(そのまま入れると洗濯槽に引っかかる場合があります)
コインランドリーで洗う場合
毛布のタグ(品質表示)をしっかり確認しましょう。
アクリル、化学繊維、綿などは基本洗えます。
シルクやウール(動物性繊維)の毛布は洗えない場合が多いです。
コインランドリーの場合は洗濯ネット不要でOKです。
お金を入れて、自動に止まるまで放置
※乾燥機を使う場合は毛布がドラムの中で広がるので少し大きめを選んで下さい
クリーニング店の場合
簡単ですね。お店へ持って行き、数日後取りに行くだけです。
抗菌・防ダニ加工(追加料金 各1,000円ほど)をしているクリーニング店もありますが、これは別にしなくてもいいと思います。
個人的には抗菌・防ダニ加工は残留薬剤による人体への悪影響がおこる可能性があると思っているので逆にあまりおすすめしないです。
正しく乾かす
洗濯に関しては、どの洗い方をしても問題なく汚れはキレイになります。
しかしダニが死にません。
洗剤入りの水に1週間入れてもダニは生きてます。
乾燥が重要なのです!
コインランドリー
僕がおすすめするのはコインランドリーです
コインランドリーで使っている乾燥機は業務仕様です。
強力な高温風で乾燥させますので、ダニや雑菌への効果はバツグン!花粉の付着なども心配いりません。当然、仕上がりもふわふわで触り心地もバッチリです。
コインランドリーが近くにない方や、抵抗のある方もいるかと思いますので天日についても書いておきます。
天日干し
晴れた日にしっかり干すことで、紫外線の殺菌効果も得られます。注意点としては天日干しでダニは死滅しません。
ダニが心配な方は布団乾燥機を使うことでダニ退治ができますので使用される事をおすすめします。
僕の結論
コインランドリーがおすすめ!
毛布の収納
【保管する具体的方法】
通気性のよい不織布のカバーに入れる
湿気の出ない圧縮袋にいれる
収納ボックスに入れる
お住いの収納スペースに合わせる感じで、押し入れやクローゼットに収納するのがよいと思います。
(※圧縮袋の場合は毛布専用の防虫剤を使用)
まとめ
正しく洗い、正しく乾かす。
少し手間ですがカビやダニによる被害をなくすためには、この2つ正しくすることが大切です。
ぜひ、この記事を参考にしてもらって来季も気持ちのいい毛布をお使いください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。